住宅塗装について
住宅の劣化は、建てたその⽇から進んでいきます。
外壁と屋根は特に傷みやすい場所です。
外壁と屋根は、⾬⾵にさらされ紫外線を受け、寒暖により収縮膨張を繰り返します。 傷んだところから⾬⽔がしみ、腐ってしまってからでは莫⼤な修繕費⽤がかかるでしょう。
以前の塗り替えから10年、もしくは新築して10年。
ぐるりとお家をまわってみて外壁のチェックをしてみましょう。
⻄⽇の当たる⾯や海側の⾯。屋根に⾬漏りはないか。 「⻄側が⾊あせしてるかな」「ツヤがなくなったかな」「⽬地が縮んでいる」など気づいたら塗り替えをお考えになるタイミングです。
住宅塗装の流れ
01
現地調査
「現地調査を⾏い外壁の傷み具合等を調査。
施⼯⾯積を計算し、お⾒積り。
住宅の図⾯があればより正確に出せますが、なくても現地調査時に計測します。
現地調査では⽬地の縮みやはがれ、外壁や⾬樋いの割れ、カビ、腐⾷部分などをしっかり確認し、どこまで修繕するのかご希望を伺いご提案いたします。
⼯事の内容と予算が⼀致したところで、お家の顔ともいえる⾊選びになります。
⾊⾒本は屋外で⾒ないと本当の⾊がわかりません。
⼤きな⾒本板を作成し(有料)、全体のイメージをつかみやすくすることもできます。
02
ご挨拶
「塗り替えすることが決まったら、ご近所に⼯事のご挨拶に伺います。
塗料の⾶散防⽌や清掃にはじゅうぶん留意して施⼯しますが、多少のにおいや⾳により不快な思いをさせてしまうこともあります。
前もって塗装⼯事を理解してもらうことは、とても⼤切なことだと考えます。
03
⾜場を組む
⼯事初⽇は⾜場を組みます。
⾼所の作業のためと、⾶散防⽌のメッシュシートを取り付けます。
3階建てや⾼床の住宅の場合は、この⾜場費⽤が⼤きくなりがちです。
04
外壁を⽔洗い
高圧洗浄機で外壁を水洗いしていきます。
汚れを取り去ることで塗膜がしっかり密着するようになります。また樋のなかも⼀緒にきれいになります。
05
下地処理
外壁にひびや割れがある箇所をモルタルやシーリング材で埋めて補修したり、やせて浮いた⽬地を埋めたりすることで漏⽔を防ぎます。
⾦属部分でサビが出てきている箇所は表⾯を削りサビ⽌め塗料を塗ります。
06
塗りの準備
塗り始める前に⾞やバイク、室外機を専⽤のカバーで覆います。⾵向きによっては、了承を得て近隣の⾞にもカバーをかけさせてもらいます。
07
下塗り
これから塗る中塗り上塗りがしっかりと定着するように丁寧にぬります。全体はローラー、こまかい箇所は刷⽑を使⽤していきます。
08
中塗りと上塗り
中塗りと上塗り。
同じ塗料を2回塗るということですが、しっかりとした塗膜厚をつけることで外壁の耐久性が決まりますから、⼤切な仕上げの⼯程です。
09
⾜場解体
塗り残しや手直しを行い足場を解体します。
施主さまにもぜひ点検確認をしていただきたいと思います。
塗り替えとは
汚れを取る → 下地処理をする → 塗る → 乾かす → 塗る → 乾かす → 塗る → 乾かす
塗装工事は天候に左右されがちです。
予定より⽇数がオーバーすることもありますが、きちんとした施⼯のためにも
少し期間に余裕をもったほうがよいです。
塗り替え中は家の中に
いてもいなくても⼤丈夫です。
家の中に溶剤のにおいがしてくることも
あるので、お⼦様や敏感な⽅は
お出かけしてしまうほうが
安⼼かもしれません。
お茶出しやお菓⼦も不要ですし、
お⼿洗いを借りることもありません。
⼼配に思われることはいつでも
何度でも聞いて、
安⼼して塗り替えをしていただきたいです。
住宅の施⼯について
弊社の姿勢として塗装の品質、技術はもちろん、塗装⼯事をするにあたって安全⾯や周辺住⺠への配慮を⼤切にしています。
塗料の⾶散防⽌、揮発性塗料のにおいの不安、現場の清掃徹底等、必ず事前に周辺家庭への挨拶と説明を⽋かしていません。
せっかくお施主様が⻑く住まわれるために住宅修繕を施すのにご近所トラブルとなっては本末転倒なため、事前に挨拶を⾏い不⼿際のないよう配慮をもって施⼯をします。
住宅を象徴する外壁の⾊選びは豊富な⾊⾒本から選べ、ご希望があればより⼤きな⾒本板を作成し納得いただいて理想の外観に仕上げます。
弊社は⼯場塗装、プラント塗装の施⼯を得意としており、多数の実績がございますので難度の⾼い塗装⼯事でもお任せください。
個⼈の住宅だからこそより地域への配慮を怠ってはならないと考え実践しています。
また塗装に限らず住宅の困りごとに対して、豊富な他業種との繋がりから
(例︓⾬漏り、⾬樋の交換、産廃処理等)
様々なご相談に対応致します。
⽊の家 ぬくもりと暮らしを⻑く守る
現在、外壁にはサイディング(窯業系)を使⽤した住宅が多いですが ⽊材を使ったデザイン性やぬくもりを表現した住宅もよく⾒かけます。
⽊材は⼈⼯物ではありません。ナチュラルでデザイン性に優れているけれど、ひび割れやカビ、腐⾷が起こるのも本当です。
数年ごとのメンテナンスありきの材料です。
⽊材は⽔分を吸って膨張、乾燥して収縮、と⽊材⾃体が伸縮するのでせっかくの塗膜も剥げやすいのです。
でも⽊の⼼地よい⾹りや調湿機能など、⼈と⾃然に優しい⽊材にはやはり代えがたい魅⼒があります。
伸び縮みする⽊材には、浸透して中から保護する⽊材保護塗料がおすすめです。
⽊⽬を⽣かし⽊の⾹りとあたたかみを感じる住宅塗装もぜひお任せください。
住宅の外装にも内装にもそれぞれ対応できます。
弊社ではドイツのキシラデコールやオスモという⾃然塗料を⽤いて施⼯することが可能です。
DIYで出来るかな︖何⾊あるのかな︖などご相談だけでもぜひどうぞ。